基本方針

味間地区まちづくり協議会(以下「本協議会」という。)は、味間地区内に居住する誰もが安全安心して快適に暮らせるよう、令和6年度も、福祉計画、安全安心計画、地区内連携計画、地域環境整備計画の4本の柱に基づく事業を展開して参ります。
また、住みよい味間地区を目指して福祉の充実をはじめ、農業の振興、地区内環境保全の取り組みや、防災・防犯活動、地域交流事業など諸課題の解決に向けて、地区内全ての組織・住民の協力を求めつつ積極的な活動に取り組んで参ります。
令和6年度の具体的・特徴的な事業につきましては、いずれも新型コロナウィルス感染症対策を講じながら、以下のとおり取り組んで参ります。

 協議会の目標

味間地区まちづくり協議会は設立以来、味間地区内の多くの各種団体に支えられ活動を展開するとともに、今後とも協議会の活動計画に基づく事業を核として、可能な限り各部会が主体的かつ積極的に事業展開できるよう取り組んでいきます。

また、自治会長会との関係は大変重要で、それぞれが尊重しながらその目的に沿ったあり方を求め事業の展開を図ってきました。本年度も車の両輪の如く互いが連携しながら事業の推進に努めてまいります。

 

1、福祉計画
(1)スポーツ振興部会
◆ 丹南体育振興会味間支部が主催する味間校区運動会の支援やスポーツクラブ21あじまに所属する各種スポーツクラブの活動支援を行ないます。
◆ 地域を知り歴史を学ぶため「第12回味間のまちを歩こう会」を開催します。本年度は秋のコース設定について検討します。
◆ 丹波篠山市新春駅伝大会参加への支援を行います。本年度も6連覇を目標に2チームの出場をめざします。

(2)健康・福祉部会
◆ 民生児童委員協議会等福祉団体、見守りボランティアスタッフの協力を得て、いきいき塾デカボー体操を実施します。
令和3年6月より、いきいき塾デカボー体操は旧味間保育園キラリ棟において実施しています。今後も建物の有効活用を図り福祉事業関係の拠点としても活用できるよう検討して参ります。

◆令和5年度より いきいきサロン うたはなカフェ・あじまをキラリ棟にて開催しています。本年度は5回開催いたします。

◆ 市社会福祉協議会の協力のもと、民生児童委員協議会、愛育班、福祉委員、自治会長会と本協議会の各代表により、味間地区内の身近な福祉課題についてどう対応するのかなどの協議を行い、交流と学習を兼ねて合同研修会等を開催いたします。
◆ 福寿会の協力を得て、味間小学校児童との三世代交流会などを実施します。

2,安心安全計画
(1)防災・防犯部会
◆ 味間地域防犯推進協議会と連携しながら、地域内の防犯啓発に努めるとともに、災害時の避難活動支援として地区内避難所等の点検・再確認を行い、非常時に対応できるよう取り組みます。
◆ 味間地域防犯推進協議会は地域内の防犯啓発のため、広報誌「きずな」第57号・第58号を年2回発行し全世帯へ配布します。また、バザールタウンNEWS篠山館、篠山口駅周辺、公園、各集落等の防犯パトロールを年3回、車両広報及び防犯街頭キャンペーンなどを実施します。
◆ あいさつ運動推進委員会では毎月第3木曜日を「あいさつ運動の日」と定め、登園登校時に自治会ごとの登校集合場所や味間認定こども園、味間小学校西・北・南校門、丹南中学校門前であいさつ運動を実施します。

 

3,地区内連携計画
(1) 広報部会

広報「夢あじま」の発行については、本協議会や構成団体の活動・情報などを掲載し

た広報紙「夢あじま」を年4回発行し、自治会長を通じて全世帯に配付します。

より見やすい紙面づくりに努め、内容の充実を図ります。紙面を通じて、本協議会の活動や情報を紹介するため、新たに味間地区内で活動する企業や飲食店、JR篠山口駅などにも配布出来るように検討します。

◆ 本協議会ホームページ、インスタグラムにて、会議、イベントなどの情報を掲載するとともに、本協議会の活動や地域情報の発信に努めます。

◆ 本年度も、味間地区の魅力を再発見する機会として、「あじまフォトコンテスト」を実施し、あじまの良いところを発掘・再発見してもらいSNS、ホームページなどで啓発・周知に努めます。令和6年度は兵庫県立丹波並木道中央公園と連携し、撮影場所を丹波並木道中央公園での写真に限定し、味間地区にある同公園の魅力をさらにPRしていく機会とします。

一般の部・インスタグラムの部で作品を募集し、さらに進化した「あじまフォトコンテスト2024」をめざします。入賞作品等はデジタルフォトフレームなどを活用し本年度も丹南支所ロビー等で展示できるよう取り組みます。

◆ 第10期「あじま修徳塾」を実施します。令和5年度の成果と課題を踏まえ、①味間小学校児童を対象とした講座、②味間地区住民を対象とした講座、③味間小学校児童・味間地区住民を対象とした講座 の3つに分け、いよいよ味間地区でも人口減少局面に入るなか、これからの地域づくりに活かしていく機会とするため、「シンあじま修徳塾」を開催します。

  • 本年度も、自治会や各種団体との連携・交流を深めるとともに今後の活動や地域づくりに役立てるため、「管外視察研修」を実施します。

 

(2)地域づくり推進部会
◆大国寺と丹波茶まつり、たんなん味覚まつり、丹波なみきみちまつりの開催を支援し、味間地域の魅力向上と地域ブランドの啓発に取り組みます。

4,地域環境整備計画
(1)広報部会

JR篠山口駅前活性化事業 

JR篠山口駅前活性化への具体的な取り組みとして、本年度も夏の事業として、JR駅コンコースに風車(かざぐるま)を設置、冬の事業として、ウインター・イルミネーションを設置するなど、さらなる機運の醸成と意識啓発の向上を図りたいと考えています。

令和4年4月28日に市が設置した「JR篠山口駅周辺まちづくり会議」に具体的・積極的に取り組んで参ります。

◆以前、駅ピアノで使用していた電子ピアノは「お出かけピアノ」として、イベント等で地域の皆さんに使っていただけるよう貸し出します。

(2)農業振興部会

◆ 農業関係機関との連携を図りつつ、農産物の振興に引き続き努力します。又、「地域計画プラン」作成に協力し、10年後の耕作者の明確化や遊休農地について考えます。

◆「丹波なみきみちまつり」に野菜の「軽トラ市」を出店、「たんなん味覚まつり」への協賛等、地域ふれあい活動に参加・協力します。

◆ ポン菓子機貸出しに加え、綿菓子機の貸出しを実施します。

黒枝豆一番会(試食会)では、他の生産地域と比べて、丹波篠山産がどれだけおいしいか、またどのように生産すればおいしくなるか、比較検討する会(勉強会)を実施します。

◆ 今後の味間地区の農業について、遊休農地の発生原因、休耕農地が与える影響など、引き続きそれらの改善策を検討していきますが、農業関係機関との連携・研究を行い、農業振興部会の構成員の見直しや、部会の再編成を検討します。

◆ 令和6年度は神戸大学農学部実践農学生の受け入れについて、受入農家・農業法人等と大学との連携支援を行います。

◆ 地域おこし協力隊員と丹波篠山茶生産組合との連携支援を行います。

 (3)環境衛生部会

「農地・水・環境保全活動」に取り組むとともに、水路・ため池の点検や法面の補修等について、引き続き点検等の活動に取り組みます。

◆ 「味間の黒メダカ」の住める故郷の河川を意識してもらえるように里山整備を図り、メダカに親しんでもらえるようメダカを増やし、川に放流するなどの里山活動の啓発に取り組みます。

メダカの会は本年度発足10年目を迎えることから本年度は祝10記念として、味間認定こども園、福寿会と連携して「メダカの会納涼&鑑賞会」を味間認定こども園にて七夕会と合同実施し、メダカの展示やメダカすくい等でメダカと触れ合い楽しんでもらうことにより、子供も大人も幅広い交流が出来て会員増に繋げられたらと考えております。また、我が国固有の遺伝子を持つ貴重な「味間の黒メダカ」の生息環境を維持し、貴重な生物の保護に努めます。

文保寺谷・二村の森環境保全委員会と連携して、文保寺谷・二村の森の環境保全活動の支援を行います。本年度も文保寺参道にモミジの苗木を植栽します。

来年度以降の活動に関しては文保寺谷・二村の森環境保全委員会の高齢化と体力の

負担も顧みて、活動内容や委員会の存続、終了も含めて委員会と共に検討していきます。